こんにちは。
おうちシュシュの須賀です。

先日訪れた佐川町の青源寺について少し書きます。

このお寺は、牧野富太郎博士も幼い頃よりよく出入りしていたと言うお寺です。

土佐山内家筆頭家老深尾家の菩提寺
慶長8(1603)年佐川領主、深尾家の菩提寺として創建された、臨済宗妙心寺派の寺院。
庭園は乗台寺と共に土佐三大名園の一つで県指定文化財。
江戸時代中期の1728年(享保13年)に大火によって山門を残し伽藍を焼失、
現在残る庫裏は1731年に、本堂は1766年(明和3年)の再建。



現在250年以上経っているお寺になります。
今の建築手法と違い構造計算や構造金物などもなく
大工さんの技術で建てられた木造建築。





たしかに構造の考え方が通常の木造住宅とは違うとは言え、窓ばかりで壁も少ない
状態で少しの耐震補強を行っているとは言え、200年以上過去の災害に耐えてほぼ
そのままの状態で現存している施工技術を考えると今の建築技術ははたして進化しているのか?
と疑問すら抱いてしまいます。
昔の大工さんの技術の凄さに、時間を忘れて建物の見学をしてしまいました。



土佐三大名園と言われるだけあり、お庭も素晴らしかったです。

これからの季節、牧野富太郎博士のふるさと佐川町をゆっくりと
散策するのも良いと思います。